会社理念

1.  産業革命以降、私たち日本人は天然資源の過剰利用による資源の枯渇、公害の発生などを経験し、それらを克服しようと努力を続けています。現在では自然環境の保全と人間活動の調和は人間の福利厚生のためには欠くことのできないものと認識されつつあります。今では自然環境に干渉しないだけではなく、適切に手を加えることで、人間社会と自然環境の調和を図るというマネージメントの概念が創出されました。現在の日本は少子高齢化・産業構造の変化など、社会構造の変化によって、野生鳥獣に対する人間側からの圧力が弱まってきています。そのため、シカやイノシシ、外来種が増殖し、サルやクマが行動様式を変え、人間社会だけでなく生態系のバランスにまで悪影響を及ぼすようになっています。このため、人間社会と自然環境の調和のために、自然環境に適切に手を入れる必要があります。私たちは様々な主体と連携し、マネージメントの概念を具体化するため、野生鳥獣の捕獲・被害対策・管理の専門技術者として、自ら手足を動かし社会に貢献することを目指しています。

2.  人は古来より狩猟を生業として生活して来ました。稲作が伝来し、耕作や牧畜が中心となった後も、野生鳥獣からの防除としての銃猟や、また貴族や武士による娯楽や軍事演習、祭儀としての狩猟が営まれてきました。また、野生鳥獣の肉食は日本でも伝統的に行われていました。明治維新以降、様々な規則や法律が施行され、また西洋の食文化の流入等により狩猟を取り巻く状況は大きく変化し、今ではごく限られた人々の趣味娯楽として、もしくは仕事として存在していますが、狩猟人口は減少の一途をたどり、日本における狩猟文化は存続、継承の危機にあると言えます。近年の自然環境保全に対する見識の変化、社会情勢の変化等により、狩猟が再び注目をされ始めてきました。生態系の保全も含め、ジビエや野外教育、食育への有効活用など、狩猟には多くの魅力や意義があると考えられます。そういった人の文化的、社会的意義を包括的に内在する「狩猟」という営みをこれからも継承し、これからの社会のなかで活用してゆくことができるよう、改めて狩猟を位置付けて行くことを目指しています。

3.  上記の理念に基づき、私たち株式会社Foresters PROは、生態系・野生鳥獣の保護管理、狩猟文化の継承と促進に関するプロフェッショナルとして社会に貢献してゆくことを目指します。